第2回です。

吉野屋はメニューが少ない。
牛丼などの丼ものと、カレーしかない。
1つには、牛丼へのこだわりがある。
すき屋ら競合がマグロ丼などに手を広げる中、牛丼の吉野家というイメージを頑なに守っている。
カレー、うな丼等もあるけれども、牛丼のイメージが強い。
吉野屋はなぜメニューが少ないか。
1つには、マーケティング上の都合であろう。
自社の戦略、競合のを見極めた上でそうしている。
2つは、オペレーション上の事情であろう。
食材コストと人員の手間、両面においてメリットがある。
海鮮丼を売らないならば、調理器具も置かなくていいし、仕入先も減る。
仕事を覚えるのも早いであろう。衛生面でもリスクを減らせる。
競馬予想家はどうか。
単勝専門、複勝専門、3連単専門。
ワイド2点の○○
このように、買い方が固定されている場合をよく見かける。
これは吉野家がメニューを少なくしているのと同様、
マーケティング上の都合 と、
オペレーション上の事情 によるものだと思われる。
マーケティング上の都合
競馬予想家は非常に多いので、うまく自分をアピールしないと埋もれてしまう。
買い方を固定する事により、キャラ作りをしている。
オペレーション上の事情
予想の手間が省ける。
10倍以上の単勝しか狙いません。であれば、最初の段階で候補馬をかなり絞れる。
簡単に推奨馬を決められる。
買い目選び
というように、買い方固定の競馬予想家を、吉野家に例えた訳だが、
自分のための馬券では、買い方は柔軟に考えたい。
実例 2021/9/18 (土)
たまたま単勝が上手くとれた。
この日はその後、中山7Rでボーンジーニアスという馬が出走していた。
ボーンジーニアスは素質馬で、近2走は買っている狙い馬。
今回は単勝9.2倍ついていたので、単勝狙えそうに思うんだけど、
今回が取りこぼしのような形で2着。

冷静に考えれば、丸山なんですよ。
丸山と分かりきっていたので、自分はボーンジーニアスの単勝買わずに
3連複でヒシシュシュからいきました。

買い方、下手ですが。
結論
このように、自分の場合、券種はその都度で選ぶ派です。
特にどれ優先とか固定してない分、当たりが続いても、冷静に判断できるのかなと思います。
ちなみに、外れが続いて調子が悪い時は、適当に5つ枠を選んで枠連BOX10点です。
ゾロ目は捨てます。
めちゃくちゃな予想でも、直線まで楽しめる事が多いですからね。
また次回。