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JRA 出遅れても勝率が高い騎手 ランキング 2022最新版 10%超え騎手!福永はスタート上手い?

出遅れ騎手データ企画の2回目です。
今回は、出遅れても勝率が高い騎手のランキングを公開します。

意外な騎手も明らかになりました。

L (エル)

Lが目視で計測したデータから、ワースト騎手を出してみた。
全レースを対象に集計している訳ではないから、注意して下さい。

目次

今回の企画の趣旨

前回の記事で書いたように、出遅れにも様々なパターンがあります。
騎手があえて、スタートを遅らせたもの。

出遅れで、有利にレースを進めることができる場合もあります。
例えば、外枠に入った場合に、スタートをあえて遅らせ、進路を内に取る騎乗は見受けられます。

今回は単純に、出遅れたときでも高い勝率を残している騎手をピックアップします。

JRA 出遅れても高い勝率の騎手 ランキング 2022最新版 

出遅れた時の勝率が高い順にまとめました。データ集計期間は、2022/1/1 ~2022/6/20 までです。

順位騎手の名前勝率勝利数
1川田 優雅37%10
2ルメール23.5%8
3横山 典弘18.4%9
4戸崎 圭太11.9%5
5M.デムーロ11.8%6
6菱田 裕二11.1%4
7岡田 10%1
おまけ福永 祐一4.5%1
L (エル)

川田、ルメールは、馬の能力が抜けてる事も多いから納得だけど、
気になるのが菱田。
松博さんの教えなのかな~。


菱田騎手と松博調教師

松博さんは、すでに引退したけど、ブエナビスタとかハープスターを管理していた名調教師。
晩年に可愛がっていた騎手が菱田で、がデビュー3年目に、タガノグランパでダービー3着。
タガノグランパを管理していたのも、松博

定年前最後の2015年 有馬記念でも、菱田にラストインパクトを乗せていたからよほど期待していたんだろう。

松博は阪神JFで川田がハープスターで内ついた時にも、苦言を呈していた気がするし、
管理していた一流馬も、後方一気のイメージが強い。

後方からレースを進める優位性を感じていた調教師なのだろう。

菱田は、このランキングの他騎手と比べて、馬質が見劣る印象あるだけに、
差しに自信を持っているのだろうな~と感じた。

福永はスタート上手い?

L (エル)

福永はスタートが上手い騎手として、定評があるが、本当にそうだろうか?



福永は出遅れが少ない。ここまで、今年の集計範囲内で22回しか出遅れていない。
出遅れる確率自体は低いし、巷で言われているようにスタート自体は上手い。

ただ、出遅れた時に馬券に絡む確率が異常に少ない。

2022/5/7のタマモダイジョッキに騎乗した時の1回だけだ。
この時も映像を見返すと、出遅れというより、周りのスタートが良すぎるだけだった。

そう考えると、出遅れて馬券になっていないのは、馬質を考えると異常なほどだ。
川田を例に取ると、川田の場合、集計期間内の出遅れは27回。うち、10回で勝利している。
出遅れなのか、大きく後方に控えたのか分かりにくいが、よほど追う腕に自信があるのだろう。

川田の数字と比較すると、
福永のスタートはたしかに上手いのだが、後方からレースを進めるスキルが不足している可能性は否めないと感じた。

スタートは、レースで勝つための手段なので、
スタートをうまく切る大会があれば、福永が優勝ではあるが、
絶対に出遅れないスタートがベストなのかは、疑問な気はする。

福永のスタート上手は、本人が語るところでもあるが、
川田、横山あたりを見ると、スタートに関するアプローチは色々あると思った。

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