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とうけいば「降格ローテ 激走の9割は“順当”である」を読んだ感想 <復活スティーブの読書人生 第6回>

話題の本を買いました。とうけいばの初の書籍です。
まず、読む前に自分に言い聞かせました。

あくまでも目線をフラットにして読もう。
批判的な考えで書籍と向き合ってはいけない。

とか色々。


というのも、最近ちょくちょく話題にしているとうけいば
あまりいい意味で取り上げた記憶がないんですね。

まず、春の大きいレースが悲惨なほど当たらなかった。

そりゃそうだろと。

競馬最強の法則の買い目回収率、切り取りで出している。

このような事もあり、まず書籍を読むにあたり、
著者がとうけいばという事をまず、切り話す必要があるのではないかと考えました。

そこで気を静め、買ったばかりの書籍を開きました。

最初いきなり真ん中くらいのページを開いたのですが、
「真ん中から読み始めるのは奢りではないか。」
と、もう1人自分が語りかけてきました。

そこで改めて、表表紙を1枚めくったのです。

「舐めてんのか?」

1秒くらいの出来事でした。

あれほど、冷静に読もうと心がけていたのに、一瞬でイラっとしてしまうとは。。

自分は気が短いという事に気が付きました。

目次

「降格ローテ 激走の9割は“順当”である」表表紙 をめくると書いてあること

とうけいばのプロフィール

競馬予想GP協賛「第4回Rchannel杯」では、12万円の投資で219万4610円を回収し予選1位。(232人中)を獲得。

と書いてあります。

たいそうな書き方してるけど、 競馬予想GP協賛「第4回Rchannel杯」
これの予選会は、予想がすべて非公開です。

下記の人たちが予選会を突破しましたが、
非公開予想の収支など、信用するに値するのでしょうか。

1位 とうけいば
本戦回収率 事前0%非公開0% 

2位 マカヒキ
本戦回収率 事前81.5%非公開75.9%  準優勝 

3位 マックスさん
本戦回収率 事前41.4%非公開36% 
第2回波風杯ファーストステージ1位、R Channelの予想家プロデュース企画

4位 たつでん
本戦回収率 事前13.6%非公開50% 
裏R ChannelでR Channelと対戦

5位 競馬好きおにぎり 
本戦回収率 事前44%非公開173.3% 4位


余談。予選を突破した後の本戦では、事前公開レースと非公開レースがあるのですが、
事前公開レース では5人ともよい結果を出せませんでした。

はたして、非公開予想の収支など、信用するに値するのかどうか?


不正があったかどうかではなく、
捏造可能な状況下で作られた数字を、平気で出す事に憤りを感じました。

書籍の信頼について

この書籍は、「オーパーツ・パブリッシング」から出版されていますが、

出版社「幻冬舎」のサイトを見てみると。

一方で書籍は、出版社が事業として刊行するものであり、編集者、校閲者といった多くのプロの手を介し、その責任のもとで制作されるため、情報源として十分信頼できるものという社会的な共通認識があります。

このように、書籍の情報は信頼できる、という社会的な共通認識はある程度存在するはずです。
しかし。。

とうけいばのプロフィール
競馬予想GP協賛「第4回Rchannel杯」では、12万円の投資で219万4610円を回収し予選1位。(232人中)を獲得。

このような不透明な予想大会での数字を、宣伝として使うとは、
ちょっと信じられないな、
信頼性という点では、自費出版レベルだな~という感想を持ちました。

データ分析における、数字やデータ

データ分析において、 数字やデータというのは 、
都合がいい所を切り取って、自分を大きく見せるためにあるのではありません。

とうけいばの今年の買い目回収率は10/6時点で、86.6%です。

期待値レベル8以上

10まである期待値で、期待値8以上に限定すれば、回収率100.5%。
これが実際のところです。

なぜわざわざ、非公開の予想結果を書籍の冒頭の宣伝として持ってきているのか、
ただただ疑問でした。

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