
競馬の教科書 発想を変えるだけで回収率は上がる
レビューです。
ちょっと厳し目の意見もありますが、
最後にはおすすめしているので、
買おうか迷っている人は最後まで読んで下さい。
競馬の教科書 発想を変えるだけで回収率は上がる 単行本 – 2023/2/17


競馬の教科書 発想を変えるだけで回収率は上がる 単行本 – 2023/2/17
感想を書いていきます。


「競馬の教科書」 太い本だし、よく書いてあるな~と思うけど、
オリジナリティ低い。
スガダイ、真田、亀谷、とうけいば、立川優馬、馬場虎太郎。(順不同)のまとめ版みたいな感じ
競馬の教科書 良かった点。



思ったより、充実した内容でした。
本が分厚くて、かなり読み応えあるボリュームに驚きました。
2000円でも内容が薄いという事はないです。
しっかり書かれた書籍だと感じました。
競馬の教科書 良くないと思った点
数字の見せ方も初級者向け 予想が上手い人として振る舞うには、実績が不足している





教科書という事で、初級者向けの書籍だと思うのですが、
数字の見せ方も初級者向けでした。
著者の予想、馬券力を、回収率で表現しているのですが、
年間のトータル回収率を見せられた所で説得力は薄いです。
予想、馬券が上手い人として振る舞うには、実績が不足していると思います。
表紙に派手な数字が載っていますが、
印象とかなりギャップがあります。
競馬の教科書 玉嶋 亮 予想力





参考にアンケートを取りました。
少なくとも、とうけいば、ヨメウマより上手いという事はないと思います。
が、表紙の見せ方は配慮が足りないように思いました。
※参考に自分の過去予想を載せておきます。
書籍を出すにあたって、スティーブより強い必要はないですが、
私ですら、あの表紙の見せ方には抵抗を覚えます。
オリジナリティ低い。 有名予想家のダイジェスト版の感じがある。





過去に出された競馬書籍と、似た内容が多かったです。
いくつか例をあげます。
競馬場ごとのレベル差 とうけいば


コースごとの特性 真田


馬券億り人のコース戦略! (革命競馬) 単行本 – 2021/1/14
馬場状態によるトラックバイアスの発生 亀谷 馬場虎太郎


全体的に。スガダイ


常勝馬券師の勝ちに行く競馬 正しい予想手順が馬券収支を一変させる!


競馬の教科書 発想を変えるだけで回収率は上がる 玉嶋亮 総評



著者についてはよく頑張ったと思う。
色々な所から引っ張り出して、作り上げた。
ただやはり既視感強く、いい所どりで、
書籍というより、予備校のテキストのような印象も受けた。
ベースは別の本というか。



宣伝の数字の使い方はめちゃくちゃで、
アマギフ配り、予想屋マスターのサロンとの相互の宣伝企画など、宣伝もまるでAKBの握手会商法のようであった。





出版社からすれば、他の本への入り口にもなるし、
Twitterでの派手な宣伝、大げさな数字の見せ方も、ブランドイメージの低下は全て、玉嶋に集約される。
そこから先、他の書籍の売上につながればOKという見立て。
玉嶋からすれば、出版社を通しているので、
怪しげな宣伝の数字だったとしても、権威を得られる。
お互いの思惑が一致したという印象。
巻末に登場する予想屋マスターについて



巻末で、SUZUKIとともに、紹介されていた。
この構図は、前作のノアさんと似ている。




巻末に登場する予想屋マスター の印象 最初



海外レースは、単勝多点。
海外ブックメーカー含めれば、全頭買ってもプラスになるレースで、単勝当てたところで、驚きはないと思った。
何点で当てたか、記載がないのも?だし、
マスターにもいい所はあるが、この時はセンスがない人だと思っていた。


記事にあるが、トルカータータッソは◯。


巻末に登場する予想屋マスター の印象 最近



見慣れてきた。Youtubeはたまに見る。
SUZUKI,玉嶋と比べたらはるかにいい。
実際、平場の予想を売るなら、
マスターくらいは最低限やる必要があると思う。
AIや自動化による代用でもいいが、近いレベルの事は必須。
最低限。
宣伝は強引だが、忙しい中限られた時間でやる予想
という意味では洗練されていると思う。
モリチルとかぶっちに爪の垢せんじて飲ませたいレベルではある。


競馬の教科書 発想を変えるだけで回収率は上がる 単行本 – 2023/2/17



自分の目線で見れば、こういう感想だが、
他の人が「素晴らしい本です」と言っても、それは否定しない。
内容そのものはかなり充実している。
幅広い人の手元に届けられるのが、出版のいい所なので。
得るものが多い人もいるだろう。
もし仮に、自分が初心者であれば、神書籍と感じているかもしれない。
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